― 今日はインタビューよろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします。

― ブルー・オーシャン沖縄は永友さんにとって大学卒業後2つめの会社ということになりますが、もともと永友さんはどんな職業観を持っていたのでしょうか?

私が仕事を決める上で大切にしていたことは、自分が成長し続け、理想の自分に近づける職場かどうか、そしてそこで自分が会社や社会に対して価値を生み出していけるかということでした。

― もう少し詳しく教えてもらえますか?

大学卒業後はとにかく好きなことを仕事にする、と初めから決めていました。そして、人々の暮らしを豊かにできる仕事、ひいてはライフスタイルを提案できる仕事に興味を持っていました。

そして結果、某インテリアショップに共感し、その会社に就職しました。

― その職場ではどんな思いで仕事をされていたのですか?

自分ならではの価値を見い出したかったため、強みである洞察力を生かして、他の人が気づかないような些細な部分への気配りを意識しながら行動していました。

また、自分の感性や分析力を活かしてみたく、店内のディスプレイ変更などのVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)も担当していました。

勤務先の店舗は海を感じられる暮らしがコンセプトでしたので、海や環境に優しい商品を取り扱っていました。それが、環境保全に対して自分の行動で何かできないか?と考えるきっかけにもなりました。

― なるほど、永友さんならではの熱量と冷静さが垣間見えますね。その後、ブルー・オーシャン沖縄への転職を決めて沖縄に移住されます。その頃のことについても教えてもらえますか?

社会人3年目となり、好きな仕事に就けた充実感はありました。ただ、店舗の販売員という立場だけでなく、ひとりの人間として成長できているのか?と疑問に感じるようになりました。自分はどんな人間になり、どんな人生を送りたいのか?を改めて考えるタイミングだったのだと思います。

― でもなぜ関東から沖縄へ?

縁もゆかりもない沖縄には、自立、成長、理想を求めてひとりで移住してきました。成長を求めるなら環境を変えることが一番良いと思っていたからです。やはり人間は住んでいる場所に紐づいて行動しますので、自ら変化を求めないと新しい挑戦や新しい感覚は得られないだろうと。

なぜ沖縄を選んだかですが、それまで沖縄を訪れるたびに「豊かな自然、温暖な気候、ささやかな幸せを感じられる日常がここにはある」と感じていました。そして、実際に沖縄で暮らす中でそれらに触れていたい、そしてもっと知りたい、という好奇心からです。また、関東での生活とは異なる贅沢や欲があまりないシンプルな環境のほうが、大事なものや本当に必要なことを見つけやすいのでは?という予感からです。

― 沖縄の企業への転職活動はいかがでしたか?

沖縄へのIターン転職は、ただでさえ実績やスキルのない私には厳しかったです。さらにはコロナ禍ということもあり先も見えませんでしたが、絶対に沖縄で挑戦する、という強い決意だけはありました。

ブルー・オーシャン沖縄で挑戦したいと思った瞬間は今も覚えています。沖縄で暮らせれば仕事は何でもいいというわけではなく、漠然としてはいましたが、とにかく「沖縄のために貢献できること、自分の成長に繋がる仕事」がしたかったです。

自分のスキルや経験を積み重ねて、何かを創造したいと思っていました。その中でも、沖縄の豊かな自然や暮らしを持続させられるような地域活性化に携わりたい、という思いが強かったです。そして、ブルー・オーシャン沖縄のホームページを見つけたとき「私がやりたいことはこれだ」と思いました。

本土の人間が沖縄の地域活性化や離島振興に携われるという、他にはない大きなチャンスをいただけたと思っています。そして、諦めなければ叶えられるということも実感できました。

今後も沖縄のことを知りたいという探究心を持ち続けながら、本土の人間だからこその視点を強みに変えていきたいです。ITの知識も行政のしくみなど何もわからないからこそ、目の前のひとつひとつのことに真摯に取り組み、経験し学んで自分の成長に繋げていきたいです。

― そう言って頂けると同じ県民としてもとても嬉しいです。では、いま実際にやっている仕事について教えてもらえますか?

ブルー・オーシャン沖縄が沖縄県から受託している「離島テレワーク人材育成補助事業」に携わっています。

この事業では、本島に比べて仕事が限られている離島の方が、ICTを活用することで離島でも仕事の選択肢が増え、安定した暮らしが持続できるような新しい働き方を創出しています。県内外から沖縄の離島の人々へお金が流れる仕組みを構築することで、離島の活性化に繋がるとてもやりがいのある仕事だと感じています。

私が行っている業務は、事務局の問い合わせ窓口業務や、テレワーカーになりたい方々への説明会開催、また、実際のテレワーク業務のレクチャーやサポートなどです。

― なるほど、その中で苦労していることはありますか?

離島のテレワーカーの方へ研修や業務レクチャーを行うために、まず自分がその仕事をしっかりと理解する必要があります。その上で、どのようにレクチャーするか、またどのように業務管理していくかを考えます。

いまは在宅コールセンターのお仕事やデータ入力業務などを担当しています。すべて初めてでわからないことばかりですが、そこから自分なりに考えてやってみて、その過程で学び、改善していくことがとても良い経験になっています。毎回いろいろな業務に携われることも刺激的で、苦労もありますが楽しみながらやれていると思います。

― 離島の在宅ワーカーさんとのコミュニケーションはどのように?

離島の方とのコミュニケーションは基本的にはオンラインツールを使っています。前職の接客業で得た洞察力や心遣いも活かせたらと、信頼を得られる行動を心がけています。

また、単に事務局とテレワーカーという関係性ではなく、離島に住んでいる方も「その島が好きで、島のために」との気持ちがあってその島で暮らしていらっしゃると思うので、離島振興への同志としても関わりあっていきたいです。

― その視点も大切ですよね。離島への出張も多いのでしょうか?

はい、いまはコロナでタイミングを計りながらではありますが、出張にも行っています。まだ入社半年目ですが、これまでに石垣島、宮古島、伊平屋島、多良間島と行かせていただきました。テレワーカーの方々や役場の方から直接お話が聞けたり、その島の文化や魅力を自分で感じられるので、とてもいい経験になっていると思います。将来的には、やはり全離島を訪れてみたいです。

― では最後に、今後どうなりたいと考えていますか。仕事面、プライベート、それぞれについて聞かせてもらえたらと思います。

ブルー・オーシャン沖縄では、社員ひとりひとりがその人にしかできない仕事をしていると思います。私もいつか自分ならではの仕事ができるようになりたいです。

また、仕事に限らずいろいろなことを知り、経験を積むことで多方向から物事が見えるようになりたいです。自分の心を満たすものを知り、自分が充実する生き方、働き方を続けていきたい。そのためにも理想や野望を持ち続けながら、創造力を磨いていきたいと思っています。

会社の一員としての価値だけでなく、沖縄で暮らすひとりの人間としても何かしたいです。特に、沖縄で一番感動を与えてくれる自然や海のため、自然保護と経済活性化の両立を考えられたらいいなと思います。沖縄の資源を活かして自然を守るようなアイデアを創造したいです。

あとは、農業も自然と共存する上での大切な産業だと思うので、例えば、誰でも空いた時間に農業を手伝える仕組みを作れないかと思ったりしています。在宅テレワークだけでなくリアルワークでの繋がりを広げることで、テレワークが難しい産業への労働力提供にも繋げていけるかもしれません。これもアイランドコネクト沖縄の可能性ではないかと自分なりに考えをめぐらせています。いまのテレワーク事業に関われたことでのアイデアを生かして、自分も何か生み出したいですね。

IT・ICTは、今まで不可能だった、どこかにいる人の思いや需給の関係を繋ぐことができるので、創造力さえあれば可能性は無限に広がると感じています。

私たちの会社も、沖縄のために働きたい、新しい環境で成長していきたい、という志のある仲間が増えればより可能性は広がると思います。今までの経歴やスキルは関係なく、思いがあれば挑戦できます。そう実感できたいまの環境に感謝しながら、これからも精進していきます。

ー 今日はありがとうございました、今後一層の活躍を期待しています!

こちらこそありがとうございました。

― 今日はインタビューよろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします。

― ブルー・オーシャン沖縄は永友さんにとって大学卒業後2つめの会社ということになりますが、もともと永友さんはどんな職業観を持っていたのでしょうか?

私が仕事を決める上で大切にしていたことは、自分が成長し続け、理想の自分に近づける職場かどうか、そしてそこで自分が会社や社会に対して価値を生み出していけるかということでした。

― もう少し詳しく教えてもらえますか?

大学卒業後はとにかく好きなことを仕事にする、と初めから決めていました。そして、人々の暮らしを豊かにできる仕事、ひいてはライフスタイルを提案できる仕事に興味を持っていました。

そして結果、某インテリアショップに共感し、その会社に就職しました。

― その職場ではどんな思いで仕事をされていたのですか?

自分ならではの価値を見い出したかったため、強みである洞察力を生かして、他の人が気づかないような些細な部分への気配りを意識しながら行動していました。

また、自分の感性や分析力を活かしてみたく、店内のディスプレイ変更などのVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)も担当していました。

勤務先の店舗は海を感じられる暮らしがコンセプトでしたので、海や環境に優しい商品を取り扱っていました。それが、環境保全に対して自分の行動で何かできないか?と考えるきっかけにもなりました。

― なるほど、永友さんならではの熱量と冷静さが垣間見えますね。その後、ブルー・オーシャン沖縄への転職を決めて沖縄に移住されます。その頃のことについても教えてもらえますか?

社会人3年目となり、好きな仕事に就けた充実感はありました。ただ、店舗の販売員という立場だけでなく、ひとりの人間として成長できているのか?と疑問に感じるようになりました。自分はどんな人間になり、どんな人生を送りたいのか?を改めて考えるタイミングだったのだと思います。

― でもなぜ関東から沖縄へ?

縁もゆかりもない沖縄には、自立、成長、理想を求めてひとりで移住してきました。成長を求めるなら環境を変えることが一番良いと思っていたからです。やはり人間は住んでいる場所に紐づいて行動しますので、自ら変化を求めないと新しい挑戦や新しい感覚は得られないだろうと。

なぜ沖縄を選んだかですが、それまで沖縄を訪れるたびに「豊かな自然、温暖な気候、ささやかな幸せを感じられる日常がここにはある」と感じていました。そして、実際に沖縄で暮らす中でそれらに触れていたい、そしてもっと知りたい、という好奇心からです。また、関東での生活とは異なる贅沢や欲があまりないシンプルな環境のほうが、大事なものや本当に必要なことを見つけやすいのでは?という予感からです。

― 沖縄の企業への転職活動はいかがでしたか?

沖縄へのIターン転職は、ただでさえ実績やスキルのない私には厳しかったです。さらにはコロナ禍ということもあり先も見えませんでしたが、絶対に沖縄で挑戦する、という強い決意だけはありました。

ブルー・オーシャン沖縄で挑戦したいと思った瞬間は今も覚えています。沖縄で暮らせれば仕事は何でもいいというわけではなく、漠然としてはいましたが、とにかく「沖縄のために貢献できること、自分の成長に繋がる仕事」がしたかったです。

自分のスキルや経験を積み重ねて、何かを創造したいと思っていました。その中でも、沖縄の豊かな自然や暮らしを持続させられるような地域活性化に携わりたい、という思いが強かったです。そして、ブルー・オーシャン沖縄のホームページを見つけたとき「私がやりたいことはこれだ」と思いました。

本土の人間が沖縄の地域活性化や離島振興に携われるという、他にはない大きなチャンスをいただけたと思っています。そして、諦めなければ叶えられるということも実感できました。

今後も沖縄のことを知りたいという探究心を持ち続けながら、本土の人間だからこその視点を強みに変えていきたいです。ITの知識も行政のしくみなど何もわからないからこそ、目の前のひとつひとつのことに真摯に取り組み、経験し学んで自分の成長に繋げていきたいです。

― そう言って頂けると同じ県民としてもとても嬉しいです。では、いま実際にやっている仕事について教えてもらえますか?

ブルー・オーシャン沖縄が沖縄県から受託している「離島テレワーク人材育成補助事業」に携わっています。

この事業では、本島に比べて仕事が限られている離島の方が、ICTを活用することで離島でも仕事の選択肢が増え、安定した暮らしが持続できるような新しい働き方を創出しています。県内外から沖縄の離島の人々へお金が流れる仕組みを構築することで、離島の活性化に繋がるとてもやりがいのある仕事だと感じています。

私が行っている業務は、事務局の問い合わせ窓口業務や、テレワーカーになりたい方々への説明会開催、また、実際のテレワーク業務のレクチャーやサポートなどです。

― なるほど、その中で苦労していることはありますか?

離島のテレワーカーの方へ研修や業務レクチャーを行うために、まず自分がその仕事をしっかりと理解する必要があります。その上で、どのようにレクチャーするか、またどのように業務管理していくかを考えます。

いまは在宅コールセンターのお仕事やデータ入力業務などを担当しています。すべて初めてでわからないことばかりですが、そこから自分なりに考えてやってみて、その過程で学び、改善していくことがとても良い経験になっています。毎回いろいろな業務に携われることも刺激的で、苦労もありますが楽しみながらやれていると思います。

― 離島の在宅ワーカーさんとのコミュニケーションはどのように?

離島の方とのコミュニケーションは基本的にはオンラインツールを使っています。前職の接客業で得た洞察力や心遣いも活かせたらと、信頼を得られる行動を心がけています。

また、単に事務局とテレワーカーという関係性ではなく、離島に住んでいる方も「その島が好きで、島のために」との気持ちがあってその島で暮らしていらっしゃると思うので、離島振興への同志としても関わりあっていきたいです。

― その視点も大切ですよね。離島への出張も多いのでしょうか?

はい、いまはコロナでタイミングを計りながらではありますが、出張にも行っています。まだ入社半年目ですが、これまでに石垣島、宮古島、伊平屋島、多良間島と行かせていただきました。テレワーカーの方々や役場の方から直接お話が聞けたり、その島の文化や魅力を自分で感じられるので、とてもいい経験になっていると思います。将来的には、やはり全離島を訪れてみたいです。

― では最後に、今後どうなりたいと考えていますか。仕事面、プライベート、それぞれについて聞かせてもらえたらと思います。

ブルー・オーシャン沖縄では、社員ひとりひとりがその人にしかできない仕事をしていると思います。私もいつか自分ならではの仕事ができるようになりたいです。

また、仕事に限らずいろいろなことを知り、経験を積むことで多方向から物事が見えるようになりたいです。自分の心を満たすものを知り、自分が充実する生き方、働き方を続けていきたい。そのためにも理想や野望を持ち続けながら、創造力を磨いていきたいと思っています。

会社の一員としての価値だけでなく、沖縄で暮らすひとりの人間としても何かしたいです。特に、沖縄で一番感動を与えてくれる自然や海のため、自然保護と経済活性化の両立を考えられたらいいなと思います。沖縄の資源を活かして自然を守るようなアイデアを創造したいです。

あとは、農業も自然と共存する上での大切な産業だと思うので、例えば、誰でも空いた時間に農業を手伝える仕組みを作れないかと思ったりしています。在宅テレワークだけでなくリアルワークでの繋がりを広げることで、テレワークが難しい産業への労働力提供にも繋げていけるかもしれません。これもアイランドコネクト沖縄の可能性ではないかと自分なりに考えをめぐらせています。いまのテレワーク事業に関われたことでのアイデアを生かして、自分も何か生み出したいですね。

IT・ICTは、今まで不可能だった、どこかにいる人の思いや需給の関係を繋ぐことができるので、創造力さえあれば可能性は無限に広がると感じています。

私たちの会社も、沖縄のために働きたい、新しい環境で成長していきたい、という志のある仲間が増えればより可能性は広がると思います。今までの経歴やスキルは関係なく、思いがあれば挑戦できます。そう実感できたいまの環境に感謝しながら、これからも精進していきます。

ー 今日はありがとうございました、今後一層の活躍を期待しています!

こちらこそありがとうございました。