株式会社ブルー・オーシャン沖縄/株式会社アイボリーの共同企業体は、トランスコスモスパートナーズ株式会社と連携し、このたび宮古島ICT交流センターのサテライトオフィス内に小規模型BPO(※)センターを開設し、令和5年11月1日から業務を開始します。
※BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング):企業活動の業務プロセスの一部を外部委託する形態
株式会社ブルー・オーシャン沖縄/株式会社アイボリーの共同企業体は、沖縄県(企画部地域・離島課)の補助を受け、離島テレワーカーを募集・育成し業務斡旋を行う「離島テレワーク人材育成補助事業」を令和元年度から令和3年度まで実施し、令和4年度からは、令和3年度までの内容に加え、さらに高度な業務に対応できるテレワーカーを育成する「離島ICT利活用人材等高度化補助事業」を実施しており、令和5年8月末時点で、累計約700人の離島在住の方にテレワーカーとして登録頂いています。
小規模型BPOセンターとは
「離島ICT利活用人材等高度化補助事業」を実施する、株式会社ブルー・オーシャン沖縄/株式会社アイボリーによる共同企業体と、沖縄県内の離島就労環境向上を掲げる、アウトソーシングサービス大手のトランスコスモスパートナーズ株式会社による、全国でも珍しい先進的な取組として、令和5年11月1日から業務を開始します。
株式会社ブルー・オーシャン沖縄がトランスコスモスパートナーズ株式会社と連携し、豊富なセキュリティノウハウを反映させた小規模型BPOセンターを設置することで、これまで離島地域で受注が容易ではなかった、高い機密性が求められる首都圏企業の業務を請ける環境が整備されます。
在宅勤務型テレワークのボトルネックになっていたセキュリティ面の課題を解消し、離島テレワーカーへより高度な新規業務の安定的な供給を図るための環境構築として、小規模型BPOセンターを開設することとしました。
小規模型 BPO センター開設により期待される効果
トランスコスモスグループがもつ多数の既存クライアントから委託される業務や、アウトソース業界における信用・信頼を元に獲得する新規業務をトランスコスモスパートナーズが供給することで、離島テレワーカーの安定的な業務受注が期待されます。
今後は、首都圏企業の一部機能を沖縄県内離島へ誘致するこの取り組みを安定化させ、他の県内離島へも展開することで、離島地区の新たな収益モデル確立を目指します。
小規模型 BPO センター開設により期待される副次的効果
この取り組みでは、企業誘致が容易ではない沖縄県内の離島において、首都圏の企業と離島の人材が業務を通じて新たな関係性を構築することになります。そのため、離島振興のテーマとしても掲げられている関係人口の増加、離島住民の収入向上、高度な人材育成、企業ワーケーションの推進といった面での効果が大きく期待されています。
小規模型BPOセンター所在地、開設・連携企業情報
所在地:宮古島ICT 交流センター(沖縄県宮古島市)
株式会社ブルー・オーシャン沖縄(本社所在地:沖縄県那覇市 代表取締役 岩見学)
株式会社アイボリー(本社所在地:沖縄県那覇市 代表取締役 CEO 新谷隆)
トランスコスモスパートナーズ株式会社(本社所在地:東京都渋谷区 代表取締役社長 瀧本一哉)
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ブルー・オーシャン沖縄 崎山
電話:098-917-4849
Email:boo-eigyo@boo-oki.com
離島ICT 利活用人材等高度化事業に関するお問い合わせ先
沖縄県企画部地域・離島課 離島振興班
電話:098-866-2370
Email:aa017035@pref.okinawa.lg.jp