株式会社ブルー・オーシャン沖縄は2013年の創業以来、一貫してITの力で地域を支える事業を展開しております。また、その中心にあるのは「地域に根ざし、ITで小回りを効かせ、真に中立的な提案を」という3つの柱から成る考え方です。今回の記事では、この3つのポイントについて少し詳しくご説明させていただきたいと思います。

1.地域への深い理解と、そこから広がる真の地方創生
ブルー・オーシャン沖縄は2013年の創業以来、本社を那覇市に、また支店やセンターを竹富町、宮古島にそれぞれ構え、地域に密着した活動を続けています。単に技術としてのITサービスを提供するだけでなく、地域社会の一員として、その特性や課題を深く理解することをまずもって重要視しています。
例えば、私たちは「アイランドコネクト沖縄」という人材育成・活用プラットフォームを2019年から運営しています。これは、沖縄県内の在宅ワーカーの方々が、それぞれのスキルを活かして県内外企業のビジネスを支援する仕組みです。2,000名を超える登録者がいるこのプラットフォームは、地域に眠る人材を発掘・育成し、新たな就業機会を提供するとともに、企業にとっては多様なスキルを持つ豊富な人材へのアクセスを可能にしています。
その他にも、セキュアなテレワーク拠点を離島に設置し、離島人材を活用しながら首都圏企業の業務を受注したり、離島自治体のSNS運用代行や広報誌の制作支援など、地域特性を踏まえた取り組みを多岐にわたり実施しています。これらのいずれも地域社会との深い繋がりがあってこそ実現できるものと自負しております。
2.変化に柔軟に対応するためのITの力
地域のニーズや課題はさまざまな要因によって常に変化します。自社内に経験豊富なエンジニアを擁するブルー・オーシャン沖縄は、ITの知見を駆使し、システム開発から各レベルのネットワークインフラ、クラウドに至る幅広い技術力でそのような変化に柔軟に対応しています。
例えば近年、喫緊の課題となっている自治体の防災強化に対しては、「安否確認」と「共助」を軸とした防災DXソリューション「グラスフォンfor防災」「ニアリンク」を独自に企画・開発・提供しています。伊平屋島や西表島での実証だけでなく、沖縄県内の各自治体や長野県小谷村など実際の地域での活用事例は、その有効性を示していると言えると思います。
西表島で行われた避難訓練での実証の様子
また、教育現場においても、GIGAスクール構想におけるシステム・ネットワークの構築・納品や、那覇市教育委員会のプライベートクラウド構築など、ICTサービスのノウハウを活かした支援を多数行っています。このような大規模なネットワーク構築や、セキュリティとパフォーマンスの両立が求められる環境への対応は、技術力と柔軟な対応力の表れと言って差し支えないかと思います。
加えて、沖縄県全体での広域公共Wi-Fiの設置・運用管理や、複数の大規模施設におけるネットワーク基盤最適化など、豊富なネットワークシステムの知見を活かした企画・設計・実装も手がけています。
日本最南端の地、竹富町・波照間島にて
3.多様な選択肢から、最も適した提案を
特定のメーカーや製品、サービスに偏ることなく、顧客の課題解決に最も適した提案を行うことも、ブルー・オーシャン沖縄がたいへん重視している視点のひとつです。
技術系コンサルティングファームとしての知見に基づき、Siklu、NetApp、Synology、Ruckus、POPCHAT、Cambium Networksなど各分野で実績のある多様な製品を取り扱いながら、お客様の状況や要望に合わせて常に中立的な立場からご提案を行っています。
コンサルティングから設計、導入、実運用までをトータルでサポートさせていただきますので、お客様は安心して目の前の課題の解決に取り組むことができます。
まとめ|地域社会と共により良い変化を目指して
ブルー・オーシャン沖縄は、「地域に根ざし、ITで小回りを効かせ、真に中立的な提案を」という独自の視点を持ちながら、変化する社会や地域のニーズに応じたIT活用をご支援しております。
特定の技術やサービスに捉われることなく、地域社会の発展に貢献できる最適なソリューションをご提供することで、地域が抱える課題の解決、地域の発展をこれからも力強く推進してまいります。
弊社へのお問い合わせやご相談は、下記までお気軽にご連絡ください。
電話:098-917-4849(9時~18時/土日祝祭日を除く)
E-Mail:info@boo-oki.com