概要

株式会社ブルー・オーシャン沖縄は、沖縄県竹富町における移住定住者を増やす施策として、在宅ワークを軸とする新たな施策を平成29年度よりスタート、のちに同モデルが沖縄県の離島施策に踏襲されるなど大きな成果を残しました。

Project

・実施時期 2017年
・実施場所 沖縄県八重山郡竹富町様
・実施範囲 設計 実施 運用

背景・課題

美しい海と大小の島々から成る沖縄県八重山郡竹富町は、移住希望者が多数集まるという地域特性がある反面、生活課題や就業課題に起因した移住者の低定着率、また、観光に次ぐ雇用創造等の課題を抱えています。

リーマンショックが起こった際には島の観光産業が大きな打撃を受け、竹富町からの転出者が増える結果となってしまいました。観光に頼る経済基盤のもろさが改めて表面化し、島民の働き方、多様化が急務となりました。

このような竹富町独自の地域課題やニーズに適応した新たなサービスの構築を目的とし、沖縄県八重山郡竹富町での地域実証事業を計画、実施しました。

ブルー・オーシャン沖縄の取り組みと成果

本事業では、Webライティングをはじめ在宅で報酬を得られる仕事を複数用意し、その中から住民が自分に合った業務を選び、スキマ時間に取り組める形を構築しました。

ブルー・オーシャン沖縄は、さまざまな沖縄県外の企業から在宅ワークに適していると考えられる業務を受託。一方、竹富町民に対しては業務レクチャーやスキルアップ研修に加え、業務マネジメントを一括して行うことで、クライアント企業と在宅ワーカーの双方にとって安心できる仕組みを作りました。

これにより、住民は農業などふだん携わっている仕事に影響を与えることなく、自分に合った時間で副業に取り組み、新たな収入を得ることが可能となりました。
本事業の関係者インタビューを以下よりご覧いただけます。

総務省「Telework Net」ホームページ:沖縄県竹富町