Project
・実施時期 2018年8月
・実施場所 沖縄県南城市様
・実施範囲 企画 設計 実施 運用
背景・課題
災害時要援護者対策として、平成25年の災害対策基本法の一部改正の際、防災施策において特に配慮を必要とする方のうち、災害発生時の避難に特に支援が必要な方の名簿「避難行動要支援者名簿」の作成が内閣府により義務づけられました。
これまで沖縄県南城市役所では、いくつかのデータベースを基に手動で「避難行動要支援者名簿」を生成していました。しかし手作業での名簿集約には多くの時間がかかり、課題となっていました。
ブルー・オーシャン沖縄の取り組みと成果
「グラスフォンfor防災」の導入に際しては、これまで手動で行っていた避難行動要支援者名簿の生成プロセスをシステム化しました。また、グラスフォンの基本機能である一斉同報安否確認システムに統合することに成功しております。
さらに、住民の個人情報については、クラウドから切り離すことで個人情報保護に配慮しております。
このように「グラスフォンfor防災」は安否確認のみならず、防災福祉に関わる統合的な課題解決が可能な、コンサルテーションとシステムの両軸による防災DXソリューションとなっております。