はじめまして、ブルー・オーシャン沖縄の上間です。
入社してから約1年の間、開発エンジニアとして那覇市新都心にあるオフィスで勤務していたのですが、プライベートでの生活環境の変化に伴い、このたび島根県の出雲市に移住しました。
まだ新人ですが、地理的な制約を超えてリモートワークで働くことができています。そこで今回は島根県出雲市でのテレワーク環境や、移住後の業務の流れをご紹介したいと思います。
島根県出雲市について
出雲市は、日本の伝統と歴史が息づく美しい都市です。古くから「出雲大社」の存在で知られ、神話の舞台としても有名です。豊かな自然に囲まれたこの街は、静かで穏やかな生活環境を提供してくれています。
ちなみにおとなり松江市はRubyの聖地
また、実は出雲市の隣の松江市は、弊社のメインの開発言語である「Ruby」の聖地と言われています(Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろさんが松江市在住のため)。
松江市ではRubyの勉強会なども多く開催されているので、今回島根県が移住先となったことは、今後の成長に繋げられるという意味で幸運でした。
【Matsue.rb(松江Ruby)】
https://matsue.rubyist.net/
しまねUIターンテレワーク支援事業
加えて、島根県では「しまねUIターンテレワーク支援事業」という取り組みを行っています。対象となる移住者は通信環境の整備や通信費、勤め先への出張費などに対する補助を活用することができるという、なかなか魅力的な制度です。
【しまねUIターンテレワーク支援事業】
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/region/chiiki/UI_turn/uitelework.html
グローバル感溢れるコワーキングスペース「イズモノマド」
さらに、出雲市にはテレワークに最適なコワーキングスペースもあります。
【izumonomad(イズモノマド)】
https://www.izumonomad.com/
出雲市駅から徒歩1分の距離にあるコワーキングスペースです。運営には出雲市も携わっていて、先ほど紹介したしまねUIターンテレワーク支援事業での補助対象にもなっています(シェアオフィスの利用経費への補助)。
こういったコワーキングスペースは気分転換で利用するのも良いのですが、このイズモノマドは「グローバルIT拠点」を売りにしているのが特徴です。出雲を訪れる起業家や、出雲に移住した高度IT人材が交流し、国内外、地方都市を超えた交流を促進することを目的として運営されています。
交流スペースではイベントなども適宜行われているので、このような場所を利用することが新たな出会いのきっかけになるかもしれません。
島根県出雲市に移住後のリモートワークの一日
このたび私は沖縄から島根県の出雲市へと移住し、リモートワークのエンジニアとして新しい生活を始めたわけですが、会社の拠点から遠く離れた土地でのリモートワークは、まさに技術の進歩と共に可能となった働き方です。以下では、私の一日の業務の流れを紹介するとともに、リモートワークの魅力をお伝えします。
1)朝の準備
リモートワークを実際に開始して重要だと感じたポイントは2つ、時間管理と健康管理です。特に開発エンジニアの仕事は業務中ずっとモニターディスプレイと向き合っているので、毎日の生活習慣がとても重要です。
毎朝6時に目を覚まし、ジムで軽い運動を済ませ、業務開始までの時間は調べ物や普段の業務では時間が取り辛い、プログラミングの基礎固めの時間に充てています。
リモートワークになって、それまで通勤やそのための準備にかかっていた時間がそのまま勉強する時間に充てられるので、以前より学習時間の確保に余裕ができて助かっています。
2)午前中の業務
午前9時から業務を開始します。チームとのコミュニケーションはもちろんオンラインです。
チャットツールやビデオツールを必要に応じて使い分けることで、リモートワークでも安心して業務を進めることができています。毎週、定例ミーティングも実施しており、その時に作業の進捗や結果の報告を適宜行っています。
3)午後の業務
午後からは、特に集中力が必要な業務を優先して進めています。
リモートワークの利点は、自分のペースで仕事を進められる点です。しかし、それは自己管理を徹底しないと、場合によってはデメリットにもなり得るので注意が必要です。
必要に応じてチームメンバーと連絡を取り合い、進捗を共有しながら開発業務を進めていきます。
4)夕方
午後5時半頃に業務を終了します。一日の成果を振り返り、その日の作業進捗状況などを日報にまとめ、それを提出して一日の業務を終えます。
まとめ
出雲市への移住とリモートワークの組み合わせは、新しい生活スタイルを提供してくれました。オフィス勤務とリモートワーク勤務、それぞれにメリットデメリットがありますが、弊社では個々人の状況に合った最適な働き方を検討・模索してくれていると感じます。
出雲市にあるコワーキングスペースの使い勝手やRuby勉強会など、こちらでの様子は引き続きレポートしたいと思います。ご期待ください。