このたび弊社は、沖縄県八重山郡竹富町の「旅先納税事業化に向けたフィールド調査に係る業務委託」における業務受託者の優先事業者に選ばれました。

旅先納税とは?

  • ふるさと納税が離れた場所にある市町村に納税するものであるのに対し、旅先納税は旅行者が訪れた場所にふるさと納税を行うものです。
  • ふるさと納税の返礼品がモノ中心であるのに対し、旅先納税はサービスなど無形のものを返礼品として扱うことができます。
  • 返礼品は旅先ですぐに使うことができます。
  • 訪れた地域を応援するためのひとつの具体的な方法と言えます。

旅先納税のやりかた

電子決済を基本としています。

竹富町における課題

  • 竹富町内の事業者における電子決済導入率は50%程度に止まっています。
  • 旅先納税にはプラットフォームの利用費など運用コストもかかるため、ある程度の税収が見込めなければ導入に踏み切れないという背景もあります。
  • しかし、今後DXを推進する上でも電子決済の普及率向上は重要です。

フィールド調査の目的

  • 竹富町において電子決済の普及率を上げるために必要な要件、および旅先納税の税収見込みなどの調査を行います。
  • 旅先納税は島の文化遺産を守りながら新たな収入源を生み出せるため、町にとって非常に戦略性の高い取り組みと位置づけられています。
  • 導入実現に向け、竹富町役場、また住民の皆さんと共に必要な要件を整理することが最大の目的となっています。