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Insight2016-08-01T14:51:33+09:00
810, 2025

伊江島テレワークセンターを開設、説明会を開催しました

By |2025年10月8日|アイランドコネクト沖縄, 地方創生/地方活性化|

こんにちは、地方創生担当の新里です。 本年度よりスタートした「離島テレワーク拠点整備支援事業」ですが、別記事でお伝えしていたとおり、この10月から伊江島拠点の運用を開始します。 本格的な運用開始に先立ち、10月2日(木)〜10月3日(金)の2日間、弊社の崎山と私が伊江島を訪問し、勤務希望者の皆さまを対象にした説明会を開催しました。 伊江島の拠点テレワークには現時点で10名の勤務希望者がおり、今回の説明会には8名の方にご参加いただきました。 説明会では、就業ルールやコミュニケーションツールの登録、案件概要、作業の流れなどについてご説明しました。 今回、伊江島ワーカーの皆さまに行っていただくお仕事は、保育園や幼稚園向けの写真撮影・販売サービスに関するもので、カメラマンが撮影・取り込んだ写真を販売前に検品する作業です。 専用システムを使用しての作業となるため、実際の操作をお見せしながら説明を行いました。参加者の皆さまも真剣に耳を傾けてくださり、意欲の高さを感じました。 伊江島拠点ではセキュリティ面も万全を期しており、監視カメラについては1ヶ月以上の録画データを管理者がリモートで確認可能となっています。 今後は本案件を通じて伊江島拠点での実績を積み上げ、また将来的には他の島々への展開にもつなげてまいりますので、引き続き応援いただけましたら幸いです。

「離島テレワーク拠点整備支援事業」の進捗と今後の予定

2025年9月30日|0 Comments

こんにちは、地方創生担当の安田です。今回は、本年度スタートした「離島テレワーク拠点整備支援事業」に係る各拠点の状況などについて、以下にご案内したいと思います。 1.各「離島テレワーク拠点」の状況 1)石垣島(本年度開設) 今年から新たに開設した拠点(詳しくはこちらの記事をご覧ください)にて、10名以上の方を新たに採用。研修を経て、先週より順次実務をスタートしています。 お客様は本土の某有名企業様が中心で、データの扱いに対するリクエストレベルも高く、まさに”拠点型テレワーク”ならではの強固なセキュリティ環境あっての業務内容となっています。 2)伊江島(本年度開設) 石垣島と同じく、今年から新たに開設となる拠点です。かねてより物件探し、ファシリティ整備を進めてきたのですが、ようやく落ち着き、また勤務を希望される方々も続々と集まっている中、今週現地での説明会を開始します。 こちらもこの後、研修からスタートし年内には実務に入る予定です。 3)宮古島(2023年度開設) ”拠点型テレワーク”という新しい概念の始まりとなったのが、この宮古島のテレワークセンターです。 開設してそろそろ2年が経とうとしていますが、現在は20名近い現地ワーカーさんに勤務いただき、本土企業様の業務にあたっています。 参考記事:【宮古島テレワークセンター】約4万人のアカウント更新業務を完了 2.宮古島テレワークセンターに勤務する皆さんの声 今回この記事を書くにあたり、現在宮古島テレワークセンターに勤務されている方々にインタビューしてみました。以下に一部抜粋してご紹介します。ぜひご一読ください。 なお、他の方へのインタビュー内容もありますので、別途機会を作ってご紹介したいと思います。 <Aさん> 質問1:宮古島テレワークセンターで働き始める前と後で、ご自身の生活や働き方にどのような変化がありましたか? テレワークセンターで働くようになってから、ちょっとした空き時間を有効に使えるようになりました。私は1人で黙々と作業することが好きなので、自分に合った環境で安定した収入が得られることがとても良い変化でした。 質問2:宮古島テレワークセンターで取り組んでいる業務が、顧客企業にどのような価値やメリットを提供していると感じますか? 私たちの取り組みは、写真や金融データといったミスが許されない領域において、正確さと丁寧さを提供することです。これにより、顧客企業は安心してサービスを運営でき、同時に社内の負担を軽減できます。結果として、利用者や取引先の信頼向上にもつながっていると感じております。 質問3:この事業を運営しているブルー・オーシャン沖縄の印象はいかがですか? 困ったことがあればすぐに相談でき、対応していただける安心感があります。さらに、ワーカーが働きやすいように定期的なアンケートを実施し、意見や要望をきちんと受け止めてくださる姿勢を感じています。 <Bさん> 質問1:宮古島テレワークセンターで働き始める前と後で、ご自身の生活や働き方にどのような変化がありましたか? 以前は都市部で電車通勤をしていましたが、今は車通勤となり毎日海沿いのドライブを楽しんでいます。PCで仕事を行う一方で宮古島の自然を感じられる毎日がとても贅沢な時間です。島の出身者や移住者の方々とコミュニケーションを取る機会も増え、宮古島での暮らしを満喫しています。 質問2:宮古島テレワークセンターで取り組んでいる業務が、顧客企業にどのような価値やメリットを提供していると感じますか? 離島でもセキュリティ面や作業環境を充実させることで、都市部と遜色ない仕事の成果を顧客企業に提供できると感じています。また、人手不足の問題や災害時における早期復旧の観点からも、物理的な距離や障害の影響を受けることなく業務水準を保てることは顧客企業に大きなメリットを感じていただけると思います。 質問3:この事業を運営しているブルー・オーシャン沖縄の印象はいかがですか? 事務局が展開するテレワーク事業は、島民の雇用と暮らしの選択肢を増やす重要な取り組みだと思います。離島で暮らす人々の機会創出、そして広く沖縄全体の活性化につながる活動だと感じています。 3.テレワーカー活用による業務効率化とコストダウンの実現 私たちは、沖縄県内の離島テレワーク人材を活用することでお客様企業の業務効率化とコストダウンを後押しする取り組みを10年前からスタートしています。また、今年スタートした”拠点型テレワーク”の発想は、これまでの人材プラットフォーム運営の経験をふまえて生み出された最新の業務形態です。 なお、既出のとおり、これらの拠点では高度なセキュリティ対策が施されており、案件の内容に関わらずデータ取扱業務をお請けすることが可能です。 企業様におかれましては、ぜひ私たちのテレワーク拠点の活用をご検討ください。まずは無料トライアルにて、業務効率化・コストダウンの可能性を感じていただければ幸いです。 本件に係るお問い合わせ先 株式会社ブルー・オーシャン沖縄内「アイランドコネクト沖縄」事務局 [...]

Google Apps Scriptで支払い集計処理を統合し、運用を安定・効率化

2025年9月26日|0 Comments

こんにちは、地方創生担当の安田です。 弊社が運用している在宅ワーカーのプラットフォーム「アイランドコネクト沖縄」では、テレワーカーさんたちへの報酬支払い業務が毎月発生していますが、約2500名分の報酬集計プロセスをどれだけ効率化できるかは運用上とても重要なポイントとなっています。 今回その効率化にあたって「Google Apps Script」という仕組みを活用し業務改善を図りましたので、その内容をこちらでもご紹介したいと思います。 以下、今回実際にアプリの開発にあたったUさん(一昨年エンジニア候補生として入社)にレポート形式で解説してもらいました。 Google Apps Scriptとは? Google Apps Script(GAS)は、Google スプレッドシートやドライブ、GmailなどGoogle Workspaceを横断的に自動化できるJavaScriptベースの開発環境です。 インストール不要・ブラウザ完結、さらに権限管理はGoogleアカウントに紐づくため、小さく始めて素早く業務フローに組み込めるのが最大の強みとなっています。 トリガーを用いた定期実行、Webhook連携、Drive上のファイル操作、メール通知など、「日常の手作業→自動化」に最適と言えます。 小規模な業務改善から段階的に拡張しやすいのが特長となっています。 今回Google Apps Scriptを利用した背景 今回、支払い集計処理の効率化という業務にあたったのですが、もともとの処理内容(要求事項)が複雑で、既存のシステムはその安定性を図るためにそれぞれの機能が独立したものとなっていました。 そんな中、GASを利用する決め手となったのは、今回の依頼での一番の要望内容が「Webアプリ化」だったことです。 GASはHTML Serviceというサービスを活用することでUI(操作画面)を作れます。 GASとUIを組み合わせて疑似的なWebアプリを構築することで、ユーザーはブラウザからボタン操作とガイドに沿って処理を進めることが可能になります。 また、通常のWebアプリは実行するためのサーバーが必要不可欠ですが、GASであればクラウド上ですでに実行環境が用意されているため、運用費用がかからないという大きなメリットもあります。 実装内容とその結果(効果) 今回実装した主な内容は 支払いに必要な情報を外部サービスから取得 取得した情報の集計・加工 集計した情報をネット銀行で振り込みに利用できる形式(CSV)で出力 もともと既存の処理はマクロ等で作られていたので、それを元にGASに一本化した形です。 これらをアプリ形式(html service)で実行できるように実装を行いました。 アプリを起動してボタンを押していくだけで処理が完了していくため、手順を覚える必要がなく、また、複数ファイルを行き来する必要もなくなりました。 [...]

チームワークより重視すべきは離島の価値観 〜 離島テレワーク事業10年の軌跡

2025年9月16日|0 Comments

こんにちは、地方創生担当の安田です。 私たちブルー・オーシャン沖縄が地方創生事業をスタートして、2025年でちょうど10年になります。 そこで今回私は当事業の責任者である崎山にインタビューを行い、事業を通じて実現したいこと、始めたきっかけや苦労したこと、今後の展望など広く話を聞きました。ぜひご一読ください。 ― 離島テレワークを始めたきっかけを教えてください。 2015年に当時総務省大臣だった高市早苗さんの肝いりで、ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業という公募が出ました。 私は当時、テレワークという言葉に対して、離れて仕事をすること、くらいの認識でしたが、離島の課題解決に有効な手段かもしれないと思い、応募して採択されました。そこから足かけ10年で現在に至るという感じです。   ― 離島の課題とはなんですか? 私が深く関わっている竹富町という町があります。西表島や竹富島など9つの有人島で構成されている大変ユニークな行政区です。 その町で、ある年に一気に人口が減少したということがありました。 それは、リーマンショックによる観光客の激減で、観光業に携わっていた移住者がごっそり島外に転出したんですね。   ― そんなことがあったとは知りませんでした。 コロナ禍で飲食店が苦しんだように、自分たちがどんなに努力しても外的要因により立ち行かなくなることもあります。リーマンショックで竹富町はそういう危機に陥りましたが、離島振興で最優先されるのは、人口を減らさないということです。 そう考えると、観光など単一の基幹産業に頼るのはリスクが高いと思い、新しい産業をテレワークで創れるのではと応募しました。   ― どのような業務を実証したのでしょうか? 東京の大手コンタクトセンターの、ITに関わる一次対応窓口を西表島の方で請ける体制を構築しました。オペレーターは7名輩出し、業務にあたりました。   ― いまその体制はどうなっていますか? 7名のオペレーターは全員辞めてしまいました。この実証で私自身とても大きな気づきがあり、それを今日のアイランドコネクト沖縄の運営に活かしています。   ― なぜみなさん辞めてしまったのでしょうか? オペレーターのほとんどは島に移住した方でした、コンタクトセンターでの窓口業務は東京など都会の仕事と変わりません。報酬も東京の水準です。 ところが、せっかく島に移住したのに、東京と同じ感覚で働くのは自身が望んでいる暮らし方ではない、という意見が大半でした。 これには大変衝撃を受けましたし、なぜそうなったかという本質的な課題を知ることになったのです。 ― その本質的な課題とはなんでしょうか? まず。我々が仕事を持ってきたら島の人に感謝されるだろう、報酬が高ければ島の人が喜ぶだろうという、なんというか、私自身のおこがましさ、厚かましさ、驕りを強く反省しました。 [...]

2708, 2025

石垣島テレワークセンターが始動しました!(令和7年度離島テレワーク拠点整備支援事業)

By |2025年8月27日|アイランドコネクト沖縄, 地方創生/地方活性化|

皆さまこんにちは、地方創生担当の安田です。 弊社は現在、沖縄県が推進する「令和7年度離島テレワーク拠点整備支援事業補助金」の交付決定に基づき、県内離島においてテレワーク拠点の整備を進めております。 そんな中、8月より石垣島にて新たなテレワーク拠点を開設、業務をスタートしましたので、その様子を写真とともにお伝えしたいと思います。 石垣島テレワークセンター外観 コンクリート2階建ての2階部分に私たちの石垣島テレワークセンターがあります。 駐車場も完備しています。 石垣島テレワークセンター内部 オフィスの中はかなり広く、かつリフォームもされていて、とてもきれいです。 作業スペースでは、さっそく業務の研修がスタートしています。 本土企業さまの案件です。 業務の合間にリラックスできるよう、ちょっとした休憩スペースも設けました。 石垣島テレワークセンターでは特にセキュリティへの配慮が必要な案件が多いため、ロッカールームの整備も必須となっています。 石垣島と周辺の島々 石垣島自体、大変に美しい島ですが、周囲にある大小さまざまな島へのハブにもなっています。 休みの日に少し足を伸ばしてみました。 ガイドブックなどでよく見る石垣島・川平湾の風景。 石垣港からフェリーで30分の黒島。 牛が多いことで知られる島で、人口約220名に対して牛が3000頭以上います。 石垣港から船で約15分の竹富島。こちらもおなじみの風景ですね。 石垣島から近く、船の便数も多いため、いつも多くの観光客で賑わっています。 石垣島テレワークセンターではワーカーさんを募集しています! なお、こちらの石垣島テレワークセンターでは現在、以下の現地ワーカーさんを募集しています。 少しでもご興味をお持ちいただけましたら、まずはぜひお気軽にお問い合わせください。 詳細は以下のリンクからご確認いただければ幸いです。 【石垣島オフィス】シフト自由!スキマ時間でデータ入力/写真検品!ワーカー募集中 【石垣島オフィス】現地リーダー募集!フルタイム勤務(土日祝休み) 私たちはこれからも、受注業務の高付加価値化を図る拠点型テレワークを県内離島で推進し、現地の皆さまが社会で活躍できるプラットフォームづくりを進めてまいります。引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします。

1308, 2025

防災コラムを更新しました(内閣府防災基本計画)

By |2025年8月13日|防災(一斉高速安否確認), 防災(共助強化)|

このたび弊社の防災DXサイトにて、新たなコラムを公開しました。 ▶ 「内閣府防災基本計画」にみるIT活用と情報共有の重要性 内閣府が策定している「防災基本計画」。その中で強調されている「IT活用」と「情報提供」について、防災基本計画の内容に照らしてわかりやすく紹介しています。ぜひご一読ください。 内閣府防災基本計画とは? 内閣府防災基本計画は、日本の防災対策の最も基本的な枠組みを示す国の計画で、災害に強い社会をつくるための指針となるものです。 地震や台風など多様な災害を想定し、国・自治体・事業者・住民がそれぞれどのように備え、対応すべきかを体系的にまとめています。 内容は、平常時の予防や減災対策、災害発生時の情報伝達や避難、応急活動の方法、そして復旧・復興の進め方まで幅広くカバーしています。 また、最新の技術を活用した防災デジタルプラットフォームの整備や、ITを用いた情報共有の強化なども盛り込まれており、社会全体で迅速かつ的確に対応できる仕組みを目指しています。

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