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2503, 2025

【沖縄 離島テレワーク】アイランドコネクト沖縄の6年間を振り返って – 地域活性化、DX人材育成の取り組み

By |2025年3月25日|アイランドコネクト沖縄, 地方創生/地方活性化|

皆さまこんにちは、アイランドコネクト沖縄で人材育成を担当している安田です。 パソコンとインターネットによる新たな働き方を創造することで沖縄の離島における地域活性化を推進しようと始まった「アイランドコネクト沖縄」は、おかげさまで6年目が過ぎようとしています。本記事ではこれまでの歩みを振り返りつつ、今後の展望についてもお伝えしたいと思います。 離島の課題とテレワークによる雇用創出へのチャレンジ(令和元年度~) 沖縄の離島は、本土や沖縄本島に比べ雇用機会が限られており、また観光業や農業といった基幹産業は繁忙期と閑散期の収入格差、台風などの自然災害による影響といった慢性的な課題を抱えています。こうした状況を背景に、安定した収入確保を目指し、また、場所や時間にとらわれない働き方=テレワークに着目したのが、アイランドコネクト沖縄の始まりです。 そして令和元年度に沖縄県の「離島テレワーク人材育成補助事業」の事業者に選定され、石垣市、久米島町、渡嘉敷村でのテレワーカー育成と業務斡旋が始まりました。沖縄県内だけでなく首都圏企業からの業務受注もスタートするなど、離島に眠る優れた人材を活かし、島外から仕事を取り込むことで地域経済の活性化を図るという本取り組みの大きな一歩となりました。 業務の内容も、データ入力やWebライティングといった業務に加え、AIで活用されるデータを整えるアノテーション業務も開始。また、ソフトウェアロボットによる業務効率化を目指すRPAエンジニアの育成にも着手しました。これは、テレワーカー自身のスキルアップを促進するとともに、企業側の多様なニーズに対応するための展開でした。 久米島でアノテーション研修開催 テレワーカーの拡大と事業スタイルの確立(令和2年度~) 事業は順調に拡大し、令和二年度には沖縄県内の全離島を対象として事業を展開。お客様企業にとってアイランドコネクト沖縄は、ノンコア業務を在宅テレワーカーに部分発注(BPO)することで、経費の大幅な削減や業務効率化が可能になるというメリットを生み出します。また、アイランドコネクト沖縄が各在宅テレワーカーの窓口となり、品質管理やセキュリティを保証することで、お客様企業は安心してテレワーカーに業務を委託できる体制が確立しました。 沖縄県庁で記者会見 コロナ禍におけるテレワークの推進(令和3年度~) 新型コロナウイルス感染症の本格的な拡大は、社会全体の働き方に対する意識を大きく変え、世界的規模でテレワークの普及を加速させました。もともと場所と時間にとらわれない働き方が前提であったアイランドコネクト沖縄の業務スタイルは、この大きな変化の影響を受けることもなく、逆に社会のニーズに合致したものとなり、沖縄県内各自治体からの参加要望も一気に高まりました。 元旦の全国各紙に掲載されたアイランドコネクト沖縄の記事 DX人材育成への新たな挑戦(令和4年度~) 企業における「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の推進が全国的な課題となる中、アイランドコネクト沖縄は、地域におけるDXを担う人材の育成にも力を入れ始めました。 沖縄県「離島ICT利活用人材等高度化補助事業」の補助事業者にも選定され、地域DX人材の育成プログラムが提供されるようになりました。これは、単にITスキルを習得するだけでなく、物事の本質を見極められる人材を育成し、彼らが離島の持続的な発展に貢献することを目指したものでした。 アイランドコネクト沖縄がテレビでも取り上げられました 宮古島テレワークセンターの開設と展開(令和5年度~令和6年度) 宮古島ICT交流センターのサテライトオフィス内に私たちの新たな業務拠点「宮古島テレワークセンター」(小規模型BPOセンター)を開設しました。 この宮古島テレワークセンターは「離島ICT利活用人材等高度化補助事業」における新たな取り組みとして位置づけられています。セキュリティ面での課題を解消し、これまで離島地域での受注が難しかった機密性の高い首都圏企業の業務を離島で請けられる環境の整備を目的として設置され、現在順調に稼働しています。また、近い将来この取り組みを県内の他離島へも展開することで、離島地区の新たな収益モデル確立を目指しています。 宮古島テレワークセンターが入居する宮古島ICT交流センター まとめ 現在アイランドコネクト沖縄の取り組みは離島に留まらず、沖縄本島での展開も行われています。また、登録テレワーカー数は2,500名に迫る勢いとなっており、沖縄における在宅ワーク人材活用プラットフォームとして、引き続き大きなポテンシャルを秘めていると言って差し支えないかと思います。 今後もアイランドコネクト沖縄は、受注業務のさらなる多角化、企業との連携強化、宮古島テレワークセンターのような離島拠点を軸とした事業モデルなどを通じて、沖縄全体の働き方改革と地域創生に貢献して参ります。ぜひ皆さま方の応援も賜りたく、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

小学生向け防災・危機対応イベント「みんなでなろう!キキレンジャー」に協賛します

2024年9月13日|0 Comments

9月22日(日)に小学生を対象とした防災イベント「防災・危機の学びをチカラに みんなでなろう!キキレンジャー」が実施されます。また、弊社は本イベントに協賛するとともに、当日会場において防災DXソリューション「グラスフォンfor防災」を展示いたします。 イベント詳細 開催日時:2024年9月22日(日) 10時〜17時 開催場所:なは市民協働プラザ(沖縄県那覇市銘苅2丁目3−1) 自然災害や火災、インターネット犯罪などの危機への知識や経験値が少ない小学生向けの防災・危機対応イベントです。 また、防災や危機に特化した体験や展示、講演など本イベントを通じて知識を深めた子どもたちを「キキレンジャーキッズ」に認定します。

沖縄県伊平屋村と防災DX実証に係る協定を締結しました

2024年9月6日|0 Comments

このたび株式会社ブルー・オーシャン沖縄は、沖縄県伊平屋村(村長 名嘉律夫)と防災DXの実証に関する協定を締結いたしました。 これは、デジタルツールに不慣れな住民に対しても重要な災害情報を配信できる弊社のソリューションを活用することで、デジタルの恩恵を伊平屋村全体で享受できる地域づくりを目指すものです。 具体的には、既存の災害情報メールを音声変換して固定電話に届ける仕組みや、避難支援状況を即時に把握できる仕組みを用いた訓練などを行いながら、伊平屋村全体の防災力強化に向けた啓蒙活動を行ってまいります。 【詳細は以下の関連記事をご覧ください】 【関連サービス】 防災DXソリューション「グラスフォンfor防災」 【琉球新報でも紹介されました(有料会員向け記事)】 島の防災DX化へ協定 伊平屋とブルー・オーシャン社

2611, 2024

防災DXソリューションの運用サーバ(一部)を国内最大手事業者へ移設

By |2024年11月26日|防災(一斉高速安否確認), 防災(共助強化)|

弊社はこのたび、防災DXソリューション「グラスフォンfor防災」「ニアリンク」の社内開発およびデモ用システムの運用サーバの移設を完了いたしました。 これまで、これらのシステムでは海外の大手クラウドコンピューティング事業者を利用しておりましたが、今回、デジタル庁によりガバメントクラウドサービス提供事業者の選定も受けている、国内最大手の事業者へ移設を行いました。 このたびのサーバ移設完了により、これまで以上に安定的なサービス提供が可能となるだけでなく、国内事業者ならではの安心感、またコスト効率の面など、ソリューション全体でそのメリットを享受できると見込んでおります。 なお弊社では、案件や提供サービスの内容により、国内・海外、クラウド・オンプレミスを問わず多くの選択肢の中から最適なサーバ事業者様を都度選ばせていただいております。弊社インフラエンジニアへのご相談等も常時承っておりますので、サーバの選定や運用でお悩みの際は、ぜひお気軽にご連絡ください。

1411, 2024

第12期キックオフミーティングを実施しました at コワーキングスペース「Mangrove」

By |2024年11月14日|News|

去る10月25日(金)に、弊社第12期(2024年10月〜)のキックオフミーティングを開催しました。 場所は那覇市内にあるコワーキングスペース「Mangrove」。 今年も、 社長はじめ全参加者からの発表 恒例のお楽しみビンゴパーリー(Bingo Party) ホテルでのディナー というプログラムでしたが、この日は加えて表彰式も行われました。 1.全参加者からの発表 はじめに社長から、前期の振り返りと今期の方針に関して説明がありました。 リモートで参加したエンジニアY氏宅の猫ちゃん。 ふだん県外でリモートワークしているエンジニアH氏もこの日はみんなと合流。 若手メンバーも続々発表。 2.表彰式 勤続10年を迎えたエンジニアNさんの表彰式。※本人の意向で顔は伏せております Nさん本当におつかれさまでした! 3.ビンゴパーリー(Bingo Party) いまは便利なWebアプリがあり、自動でゲームを進めてくれるのです。 参加者はスマホ画面を眺めながらBINGOが来るのを待っていれば良し♪ 賞品はスマートウォッチから駄菓子まで実にさまざま・・今年もかなり盛り上がりました♪ 4.ホテルでのディナー 一昨年に続き、ホテル「リーガロイヤルグラン沖縄」さんの最上階にあるレストランへ。 小さな子どもたち2名も参加して、コース料理を頂きました。 社員の皆さん、第11期もおつかれさまでした。 うまくいったこと、いかなかったこと、いろいろあったと思いますが、引き続き第12期も地域課題解決企業として高みを目指していきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。

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